湯河原の「くすりと健康相談薬局」トキワ薬局のHPをご覧いただきまして
ありがとうございます。
前回は、熱中症の段階別の症状について詳しくご紹介させて頂きました。
どんな症状が出た時は危険なのか?知っておけば、いざという時の判断に役立つかと思います。
日常の中での健康不安などは、一般医薬品、健康食品を通して、健康相談なども積極的に
行っているトキワ薬局までお気軽にご相談くださいませ。
◎自宅に居ても発症する熱中症、その理由とは?湯河原のトキワ薬局
「私は外で活動しないから関係ない」などと思わないでください。
野外で発症するイメージのある熱中症ですが、実際に緊急搬送された方のうち、
自宅での発症が最も多かったそうです。2つの理由があります。
・住宅の密閉性
今の住宅は密閉性が高く風通しが悪く、窓を閉め切り冷房を使わないと、室内は外気温以上に上がること。
・高齢化
体温の調節機能が衰え熱中症になりやすい高齢者が室内にいる割合が高くなったこと。
特に高齢の方ほど、積極的に冷房を使わない傾向があります。
その為「自宅で高齢者が熱中症になる」というケースが毎年多く報告されます。
◎熱中症の予防と対策を詳しくご紹介!湯河原のトキワ薬局
<水分補給をこまめに行う>
熱中症を予防するには、喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取ることが大事です。
多くの人が、喉が渇いてから水分を補給したら良いと考えがちです。
しかし、喉が渇いてからでは水分が失われ過ぎているということがあるようです。
特に高齢者は加齢によって自分で体の異変に気付きにくくなっていますので、
常に手の届くところに水分を置いておき、意識的に水分補給をしましょう。
水分だけでなく、塩分などの電解質も失われていると考えられますので、
水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。
■自宅でできる経口補水液の作り方
【材料】
水 1リットル
砂糖 20-40g
塩 3g
レモン果汁 1/2個
経口補水液を飲みやすく感じるときは脱水状態だと考えてください!
市販の経口補水液は当薬局で取り扱いがございますので、どうぞお求めください。
<暑さ指数のチェックをする>
暑さ指数とは、単なる気温とは異なり、
人体への影響が大きい1湿度、2日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3気温
の3つを取り入れた指標ですが、最も大きな要素を占めるのが「湿度」です。
湿度が高いと、身体の熱を放出する力が弱まるため、気温が同じであれば、
湿度が高い日のほうが、熱中症になりやすくなります。
日常生活における湿度基準の指針は、危険、厳重警戒、警戒、注意、の
下記段階に分かれています。
危険(31度以上)
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重注意(31~28度)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒(28~25度)
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意(25度未満)
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
<エアコンを使用する>
暑さ指数のチェックをしながら、目安として室温28度、湿度70%を超えたら
エアコンを使いましょう。
次回も熱中症の予防・対策についてご紹介させて頂きます。
【店舗情報】
<トキワ薬局本店>
神奈川県足柄下郡湯河原町中央1丁目25−13 TEL:0465-62-3672
<トキワ薬局宮上店>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上50−7 TEL::0465-63-8103