湯河原の「くすりと健康相談薬局」トキワ薬局のHPをご覧いただきまして
ありがとうございます。
前回は、自宅に居ても発症する“熱中症の予防と対策”について、
水分補給、暑さ指数のチェック、エアコン利用という点をご紹介させて頂きました。
経口補水液は簡単に手作りもできますし、市販品もありますので、
上手く利用されると良いと思います。
作り方や飲むタイミングが分からないという方は、一般医薬品、健康食品を通して、
健康相談なども積極的に行っているトキワ薬局までお気軽にご相談くださいませ。
◎熱中症の予防と対策を詳しくご紹介!(その2)湯河原のトキワ薬局
<高齢者の熱中症対策は周りのサポートが必要!>
高齢者は、加齢による身体の衰えが原因で熱中症になりやすい傾向があります。
気温の上昇に鈍感になり、脱水症状が始まっても自分で気づきにくくなっているのです。
その為、家族など周りの人も異変を察知しにくく、急変して初めて気づくということに
なりがちです。
本人が「喉の渇き」を感じていなくても、定期的に水分補給を促す・室内の気温管理に気を配る等、
周りがサポートすることが大切になります。
高血圧・糖尿病・認知症など持病がある人は熱中症が重症化しやすいので、注意が必要です。
<暑熱順化(しょねつじゅんか)>
暑熱順化とは夏の暑さに耐えられる体を作るということで、そうなると体温の上昇を
察知して汗をかき始めるタイミングが早くなるそうです。
暑熱順化させる為には、「汗をかくこと」。軽い運動を行うことで、暑さに慣れていきます。
自力で汗をかくトレーニング・暑熱順化にオススメの運動をご紹介します。
■インターバル速歩とは?
信州大学大学院医学系研究科、スポーツ医科学講座の能勢博教授の研究チームが
提唱しているインターバル速歩とは、「速い」「普通」を交互に繰り返すウォーキング
のことです。
この運動を実践することで、体力向上・生活習慣病に関わる全ての指標改善に効果が
あることが確認できているそうです。
■インターバル速歩のやり方
・速歩3分、普通歩行3分を繰り返す
このことで脚の筋肉を鍛え、血液量を増やし全身に送ります。
・速歩の際には息が弾む程度の速度で大股歩きをする
10分続けて汗ばむ、20分ですねの筋肉が痛くなる程度の強度で1日30分を目安に。
そして運動後には、糖質とたんぱく質(アミノ酸のもと)が必要で、
これらがバランスよく補給できる飲み物のひとつは牛乳です。
速歩終了後1時間以内にコップ1杯飲むようにすると、運動で傷んだ筋肉を補修し、
エネルギーを効率よく補充して筋肉へのアミノ酸輸送をサポートします。
しっかりと運動をした後には、熱中症予防の為の水分補給に合わせて栄養素の補給
も意識しましょう!
また、運動を行うタイミングは、朝や夕方など気温があまり高くないタイミングで
行うようにし、体調を見ながら無理をしないようにしてください。
<腸内環境を整える>
最近では熱中症が悪化する要因として腸内環境が注目されています。
基本的な熱中症対策と共に、腸内環境を整えることを意識すると良いでしょう。
腸内環境と言うとすぐ思い浮かぶのが乳酸菌や発酵食品ですね。
ヨーグルト・キムチ・納豆などの食品や、食物繊維が豊富な野菜類を意識して
食べるようにしましょう。
運動後の栄養補給や、腸内環境を整えるための健康食品など、
手軽にお召し上がりいただけるものもご用意しておりますので、トキワ薬局まで
お気軽にご相談くださいませ。
【店舗情報】
<トキワ薬局本店>
神奈川県足柄下郡湯河原町中央1丁目25−13 TEL:0465-62-3672
<トキワ薬局宮上店>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上50−7 TEL::0465-63-8103