湯河原の「くすりと健康相談薬局」トキワ薬局のHPをご覧いただきまして
ありがとうございます。
前回は、“熱中症の予防と対策”について、高齢者へのサポート、暑熱順化のための
汗をかくトレーニングの方法、腸内環境を整えるということについて
ご紹介させて頂きました。
予防と対策としてできることは色々とありますが、自分に必要なのはどんな対策?
栄養を摂るために効果的に健康食品を活用するには?など、不明なことは当薬局に
ご相談くださいませ。
トキワ薬局は、処方せん調剤だけでなく、一般医薬品、健康食品を通して、
健康相談なども積極的に行っております。
◎熱中症になってしまったらどうする?!応急手当のご紹介・湯河原のトキワ薬局
熱中症の症状には、「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」など
様々な症状がありますが、いざ自分がそんな状況になったら、目の前の人がそんな症状を
訴えたら、どう対処すれば良いでしょうか?
応急手当の方法を覚えておくと、いざという時に焦らず対応することができます。
<涼しい場所に移動し、衣服をゆるめリラックス>
屋外の日の当たる場所にいる場合には、まず日陰かクーラーの効いた室内に移動
します。その上で、上着を脱がせたりボタンを緩めたりと、リラックスさせましょう。
<首筋・脇の下・脚の付け根を冷やす>
これらの場所は、脈拍の取れる血管が皮膚に近い場所です。その部分を冷やすことで、
血液を冷却することに繋がり、効率的にクールダウンすることが可能です。
冷たいペットボトル、氷を入れたビニール、冷却剤、濡らしたタオルなどをあてて
冷やしましょう。
<顔が赤い時には頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる>
赤ければ血管が広がって多くの血液が巡っているということ、青白いと血液の循環が悪い
ということになる為、対処法が変わってきます。
<嘔吐がなければ水分補給をさせる>
熱中症になっている場合は、水分だけでなく塩分などの電解質も失われているので、
水ではなく経口補水液を飲ませましょう。なければ一般的なスポーツ飲料でも
代用できます。嘔吐の症状がある場合には、飲ませることで促進してしまうケースも
あるので飲ませ過ぎないようにしてください。
意識がなかったり、様子が急に変わるようなことがあれば、救急車を呼びましょう。
ご紹介したのはあくまでも応急手当なので、このような対応をしても
症状が残るなどの場合も受診をしましょう。
梅雨明けも目前に迫り、暑い夏がやってきます。
予防・対策・応急手当とご紹介してきましたが、しっかりと体調管理を行い、
楽しい夏になると良いですね。
【店舗情報】
<トキワ薬局本店>
神奈川県足柄下郡湯河原町中央1丁目25−13 TEL:0465-62-3672
<トキワ薬局宮上店>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上50−7 TEL::0465-63-8103