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抗酸化作用抜群のアスタキサンチンとは!?-湯河原のトキワ薬局-

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ありがとうございます。

 

今回は抗酸化作用の強い成分「アスタキサンチン」についてご紹介したいと思います。

 

◎抗酸化作用抜群のアスタキサンチンとは!?-湯河原のトキワ薬局-

 

いま話題の抗酸化成分「アスタキサンチン」

名前は聞いたことがあっても、詳しいことが分からない…そういった方も多いようです。

 

アスタキサンチンは、これから紫外線が強くなる季節に向けてピッタリの成分!

 

またアスタキサンチンは、体の酸化を抑制してくれるため、健康的な体作りには欠かせない成分です。

 

この機会にぜひアスタキサンチンについて知っていただき、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

■アスタキサンチンの成分はどんなもの?

 

アスタキサンチンは、「ファイトケミカル」の一種で、その中でも「カロテノイド」に属している赤色の天然色素です。

 

ファイトケミカルとは?

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ファイトケミカルとは、野菜や果物、豆類、海藻類などの植物に含まれる色素成分や香り成分をさします。

 

このファイトケミカルとは、紫外線や害虫などから身を守るために植物自身が作っている成分です。



ファイトケミカルとして植物が作り出したアスタキサンチンは、食物連鎖によって動物に取り込まれていきます。

 

アスタキサンチンを含む海藻→甲殻類→魚類というように、アスタキサンチンは取り込まれていく流れです。

 

特に有名なのが、エビやカニなどの甲殻類、サケの身、タイやタコの表皮などです。

 

このファイトケミカルには、抗酸化作用や殺菌作用を持つ成分が含まれていることが分かっています。

 

カロテノイドとは?

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カロテノイドは、動植物界に広く存在する黄色もしくは赤色の色素です。

 

カロテノイドは強い抗酸化作用を持つ色素で、代表的なものには以下のカロテノイドがあります。

 

・アスタキサンチン(サケや甲殻類、ヘマトコッカス藻など)

・βカロテン(ニンジンなど)

・リコピン(トマトなど)

抗酸化作用が強い栄養成分と言えば、ビタミンCやビタミンEを思い浮かべる人も多いはず。

実は、アスタキサンチンには、ビタミンCの6,000倍、ビタミンEの500倍もの抗酸化力があるんです♪

 

またアスタキサンチンは、側鎖の長さが細胞膜の厚さと同じで、これが内外に作用する理由と言われています。



■アスタキサンチンの効果

 

1.高い抗酸化力

 

アスタキサンチンには、体の不調や病気の原因となる「活性酸素」を抑える「抗酸化成分」が含まれています。

 

実は「活性酸素」は4つの種類に分類されます。

その中の1つ、「一重項酸素」は、紫外線にさらされた肌や目に多く発生し、不調の原因となる活性酸素。

 

アスタキサンチンは、活性酸素の中でも、毒性が強い「一重項酸素」に対しての抗酸化効果も高いのです!

 

その抗酸化力はβ-カロテンの約40倍、ビタミンEの約550倍もの抗酸化力があるといわれています。

 

2.美肌効果

 

アスタキサンチンには保湿効果や、コラーゲンなどの美肌成分の生成をサポートする効果があります。

 

私達の肌は、紫外線に当たると、皮膚の細胞が酸化してシミの生成が引き起こされます。

 

また細胞の酸化は、肌のハリを保っていたコラーゲンの破壊まで引き起こすため、シワの原因にも。

 

紫外線対策の1つとして、アスタキサンチンを取り入れると効果的です♪

 

3.認知予防効果

 

アスタキサンチンの摂取と軽い運動を併せて行うと、脳の中の海馬機能がアップして、記憶能力が高まるといった発表がされました。

 

アスタキサンチンは、脳細胞の酸化を抑制し、物忘れ、記憶力の低下などの改善に効果があるといわれています。

 

4.白髪抑制や育毛効果

 

アスタキサンチンは、メラニン色素を増強させる効果があります。

これにより、白髪の抑制効果が期待できます。

 

また、抗酸化作用で頭皮の老化を防ぐため、育毛をサポートするという効果も!

 

加えて、髪の生成を促す「IGF-1」という成長因子を増やす働きがあります。

 

アスタキサンチンは、育毛・健康的な髪の生成をサポートしてくれる成分としても注目されています♪

 

5.眼精疲労の緩和、眼の病気を軽減する効果

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アスタキサンチンは、眼のピント調節機能をサポートするため、眼精疲労にもおすすめ!

 

また眼の組織である網膜や、黄斑部を酸化から守り、目の病気を抑制してくれます。

 

日頃から眼を酷使している人や、眼の疲れが取れにくい人は、食事や健康食品などでアスタキサンチンを取り入れてみるのがおすすめ♪

 

6.メタボリックシンドロームの抑制効果

 

アスタキサンチンの持つ高い抗酸化作用が、コレステロールに作用し、悪いコレステロールになるのを抑制する効果があるといわれています。

 

コレステロールの中には、善玉コレステロールと悪玉コレステロールが存在。

 

特に悪玉コレステロールが、酸化すると「酸化悪玉コレステロール」に変化します。

 

この酸化悪玉コレステロールは、メタボリックシンドロームや動脈硬化の原因です。

 

アスタキサンチンで、酸化悪玉コレステロールに変化しにくくして、健康的な体づくりを心がけましょう♪



■アスタキサンチンの摂取量の目安や食べ物

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アスタキサンチンの摂取目安は1日6~12mg

 

アスタキサンチンは、1日6~12mg程度の摂取量が目安といわれています。

 

特に食べすぎに関して問題になるわけではありませんが、甲殻類アレルギーの方などは注意が必要です。

 

しかし実際に、1日で6〜12mgのアスタキサンチンを摂取しようと思うと、何をどのくらい食べれば良いのでしょうか。

 

それでは実際に、食べ物に含まれているアスタキサンチンの量を見てみましょう。

 

アスタキサンチンを含む食べ物や摂取の方法

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サケやエビなど、種類によってもアスタキサンチンの含有量が違うことが分かります。

 

たとえば紅鮭は1切れで約100gですので、アスタキサンチンを12mg摂取しようと思うと、1日に3切れほどを食べる計算に。

 

しかしそれは現実的ではないため、アスタキサンチンは食べ物と並行して、サプリメントや健康食品で補っていくのがおすすめです。

 

アスタキサンチンは、油と一緒に摂ると吸収率がアップする性質があります。

 

サケや、エビ、カニなどは油で調理すると効率的にアスタキサンチンを摂取できますよ♪

 

またアスタキサンチンは、他の栄養素と互いに影響し合うことで、より効果が高まります。

 

食事の際はアスタキサンチンだけに偏らず、様々なビタミン、ミネラル、他のファイトケミカルなど多くの栄養素を組み合わせて摂取しましょう。

 

いかがでしょうか?

今日から突然、アスタキサンチンを摂取量全て摂ろうと気負わず、毎日の食生活と照らし合わせながら、負担がかからないような摂取方法を見つけてみましょう。

 

サプリメントや健康食品は、アスタキサンチンだけでなく他の成分や栄養素を含んでいるものも多いため、多くの栄養素を一緒に摂取することができますよ。

 

もし摂取方法で迷う場合は、薬剤師などにご相談頂くのもおすすめです。

 

トキワ薬局は、処方せん調剤だけでなく、一般医薬品、健康食品を通して、健康についての情報の発信や健康相談なども積極的に行っております。

 

アスタキサンチンに関するサプリメントや健康食品などのご相談は、当薬局の薬剤師にお気軽にご相談ください。

 

【店舗情報】

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